すでに荒釣れ!? ダウザーとババタクの、似て非なる最強ワーム『DBユーマ』が完成したぞ!!

ダウザー・俺達。こと秦拓馬さんと霞のババタク・馬場拓也さん。大人気釣りYouTuber2人のダブルネームを意味する『DB』と未確認生命体『UMA』をミックスした名称で、2モデル同時開発された新機軸ワームが登場! 西日本と東日本のバスフィッシング聖地で同時発生したニーズをひとつに凝縮せず、敢えてそれぞれを専用に特化。シラウオパターンで、フリーリグで、究極の答えがそこにあります。

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西日本と東日本、各々で求められるパターンに特化

秦拓馬さんのホームレイクといえば、日本一の面積を誇る琵琶湖(滋賀県)。そして馬場拓也さんは、湖岸線の長さでは琵琶湖をも凌駕する霞ヶ浦水系(茨城県)のスーパーロコとして知られています。

【Profile】
秦拓馬(はた・たくま)
国内最高峰カテゴリーJBトップ50の元トーナメントプロ&琵琶湖の腕利きプロガイドにして、現ユーチューバーとして知られる釣り伝道師。その軽快なトークと優れたスキルに加え、驚異的なキャスト能力でも世のアングラーを魅了する。

【Profile】
馬場拓也(ばば・たくや)
茨城県の北部出身だが、バスフィッシングを究めるべく霞ヶ浦水系が位置する南部へ移住して幾年月。元ショップ店員のキャリアを活かした現場発信のスキルとテクニックが共感を呼ぶ。愛称は“ババタク”。

国内を代表する人気釣り場で経験を積み重ねた2人が、それぞれのレイクに適したワームを開発したんですね!! 

その名も、『DB UMA/ディービーユーマ(ジャッカル)』!!

それぞれの特徴を見ていきましょう。

ババタクVer.は霞ヶ浦水系で要注目のシラウオパターン特化型

まずは先週末に発売となった馬場さんの『DBユーマKASUMI(ジャッカル)』から。

ズバリ、数年前から注目されているシラウオパターンでの使用を前提に開発されています。

軽量な0.9グラムのジグヘッドにセットしてカーブフォールした際でも、シザーハンドがピリピリとアピール。●全長:3.3in●カラー:全8色●価格:750円(税抜き)

馬場さんが求めたのは、絶妙なシルエットとテールの先端まで伝達される微波動。

ボディサイドにはシザーハンド、極薄のボディとテールを採用したことで、より細かなパルスを隅々まで伝達するデザインとなっています。

遊泳力の弱い個体へとさらに近付いたことで、フィールドでは仲間意識を育んだシラウオが追尾。形成された群れがバスを引き寄せるきっかけにもなるそうです。

シラウオパターンだけに、シラウオ系カラーをチョイスするのが基本ですが、水色に応じたカラーローテーションが有効になることも多々ありますので何色か用意しておくことをおすすめします。ちなみに上が霞テナガ、下はババタク護岸クロー。

シラウオパターンとは?

産卵期を迎えて岸際に寄ってくるシラウオは、遊泳力が弱く、水温の上昇とともにシャローへ差してきたバスにとって恰好の捕食対象となる。そのため、シラウオのシルエットに似ているルアー(主にワームのジグヘッドリグ)が劇的に有効となるのだ。水際をのぞき込んで、シラウオが確認できる場所を見つけたらチャンス大!! いまがまさに旬のパターンで、例年だとゴールデンウィーク過ぎまで持続する。

強い波によって岸に打ち上げられたシラウオ。生きているときは透明ですが、死んでしまうとこのように体が白くなります。

シラウオパターンの実際については馬場さんが自身のYouTubeチャンネルで公開していますので、ぜひ参考にしてみてください!!

名前のとおり着水後の沈下時にはシンカーとワームが離れ(シンカーがフリーな状態になる)、シンカー着底後にワームがフリーになることでバイトを誘発するリグです。

そのスピードとアクションの差に着目してテストを進めてきたのが、秦さんの『DBユーマFREE(ジャッカル)』です。

『DBユーマKASUMI』に比べてファットで楕円形状のボディはフックをしっかりホールドする一方で、縦扁平の大きなテールがフォール時に艶かしいアクションを演出。

同時にシザーハンドが微振動を発生しつつ、必要以上の移動を抑制。イメージ通りの操作を可能にしてくれるのです。

『DBユーマFREE』は3.8in(上)と4.5in(下)の2サイズをラインナップ予定。1in足らずのサイズ差で大幅にボリュームが変化するのがわかるはず。ベイトフィッシュのサイズや、バスのアベレージサイズに合わせて選べるので、ビッグレイクのみならず全国のフィールドにアジャストできます。

『DBユーマFREE』の発売はまだ未定ですが、季節を問わず即戦力として活躍してくれることは間違いなさそうです!!

上が『DBユーマFREE』、下が『DBユーマKASUMI』。ならべると個性がはっきりしますね。どちらもスーパーロコが手掛けた傑作です!!

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