ベトナムから留学生が来島 4月開校の五島日本語学校

福岡からの夜行フェリーで五島に到着し、野口市長らの歓迎を受けるベトナム人留学生ら=五島市、福江港

 長崎県五島市坂の上1丁目に来月開校する「五島日本語学校」(吉浜洋典校長)に、初めて入学するベトナム人留学生16人(男性6、女性10)が24日、同国ダナン市から福岡を経由して五島市に到着した。新型コロナウイルス対策として、今後2週間は学生寮から外出しないという。4月10日に同校で開校式がある。
 同校によると、留学生は19~26歳で健康状態は良好。23日に空路で福岡空港に入り、博多港から夜行フェリーで五島にやって来た。母国では1カ月間外出を控え、移動中も検温などで体調管理をしていたという。
 24日は福江港で吉浜校長や野口市太郎市長らが留学生を出迎え、野口市長は「皆さんが来るのを首を長くして待っていた」と歓迎した。同校は二年制で、学校法人九州総合学院(熊本県)が運営する。

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