座間市にマスク1万枚寄贈 エンビジョンAESCグループ

遠藤市長(右)にマスクを寄贈した松本社長(座間市提供)

 車両用のリチウムイオンバッテリーを生産している「エンビジョンAESCグループ」(座間市広野台2丁目)は、マスク1万枚を座間市に寄贈した。

 同社によると、新型コロナウイルスの感染拡大で日本国内でマスク不足が解消されていないことを知った中国の親会社から、自国向けにデンマークと米国の業者から取り寄せたマスクの一部を提供したいと申し出があった。

 19日に市役所で行われた贈呈式で、松本昌一代表取締役社長は「市内で役立てていただければ」とあいさつした。市は市内の医療機関や福祉施設などに優先配布する予定。

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