運休1433本に JR九州の特急、新幹線 運休延長

 JR九州は24日、4~5月初旬にかけて九州新幹線や在来線特急など計763本を運転休止すると発表した。新型コロナウイルスの影響で今後もイベントの中止や延期が想定され、利用客の減少が見込まれるため。既に発表している3月20日からの運休分と合わせると計1433本となる。
 今回追加した在来線特急の運休期間は4月6~23日。観光列車を含む計670本の運転を取りやめる。
 長崎県関係では、特急ハウステンボス(博多-ハウステンボス)の運休期間が4月23日までに拡大する。特急かもめ(博多-長崎)は土、日曜に運転する臨時列車計16本が対象。また、豪華な車内でスイーツを提供する観光列車「或る列車」は今月14日から新しい定期コースの博多-ハウステンボス間で運行を始めたが、乗車率は30%にとどまり、4月3~6日、10~13日の16本を運休する。
 九州新幹線の追加分は4月6日~5月6日の臨時列車「さくら」93本。在来線特急ではほかに、ソニック、にちりんなど、観光列車の「ゆふいんの森」、「かわせみ やませみ」なども運休対象となる便がある。


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