尼崎脱線事故の慰霊式中止

JR西、新型コロナで

©一般社団法人共同通信社

尼崎JR脱線事故の現場となったマンション。一帯は慰霊施設「祈りの杜」となっている=2019年、兵庫県尼崎市

 JR西日本の長谷川一明社長は25日、兵庫県尼崎市で4月25日に開催を予定していた尼崎JR脱線事故の追悼慰霊式を取りやめると明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を考慮した。同市の事故現場一帯に整備した慰霊施設「祈りの杜」は開場し、遺族らの出入りは可能にする。

 昨年の追悼式には遺族や負傷者、同社幹部ら500人以上が参列していた。長谷川社長は尼崎市で記者団に「多くの人が集まることが想定され、慰霊式をできる状態ではないと判断した。遺族の方たちには大変申し訳ない」と話した。