20代女性看護師が退院 県内初の感染確認

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 熊本市は24日、県内で初めて新型コロナウイルス感染が確認された東区の20代女性看護師が同日午後、市内の感染症指定医療機関から退院したと発表した。県内の感染者7人のうち退院は3例目。

 看護師は症状が改善した後の23、24日のPCR検査で2回とも陰性となり、厚生労働省が示す退院基準を満たした。市保健所は今後4週間の健康観察を続けるほか、必要に応じて精神面をケアする。

 看護師は2月17日にせきが出始め、18日に発熱。21日のPCR検査で陽性が確認された。25日から呼吸器障害が悪化し、一時は人工呼吸器を装着するなど「重篤」な状態が続いたが、3月19日に酸素投与が終わり、症状が改善していた。

 看護師と同居していた50代父親、父親と同じ現場で働いていた東区の50代男性、スペインから帰国後に感染が判明した東区の20代女性はいずれも軽症。

 県によると、御船保健所管内の60代男性は人工呼吸器装着が続いており、容体は依然重症。(久保田尚之、高宗亮輔)