【プレミアリーグ】モウリーニョ解任劇&契約交渉破談…バラックがチェルシー時代を回顧「あと1年残るべきだった」

元ドイツ代表MFミヒャエル・バラック氏は、4年過ごしたチェルシー時代を振り返った。

2006年夏にバイエルン・ミュンヘンを退団したバラックは、最盛期を迎えていたチェルシーにフリーで加入。4年間でプレミアリーグやFAカップ、さらにリーグカップなど多くのタイトルを獲得した。バラックは加入1年後チームに衝撃を与えたジョゼ・モウリーニョ監督の電撃退任を回顧し、クラブを去った理由は理解できると語っている。

「私は十分な経験を積んでいたから理解できる。勝利できてないときは、多かれ少なかれ監督はチームで最も弱い存在となり、交代を迫られる。彼は4年目に入っていた。監督がクラブで働く平均時間を考えればかなりいい時期だったね。彼の働き方は強烈だったから、これ以上上手くいくことはないと思われたのかも知れない。だけど勝利できないのは全員の責任だ。彼のことを悪く言う選手はあまりいないと思うよ」。

チェルシーでの4年間で、カルロ・アンチェロッティやアブラム・グラント、フェリペ・スコラーリにヒース・ヒディングと多くの監督の下でプレーしたバラック。2010年に退団となったが、まだクラブに留まるべきだったと自責の念を口にした。

「カルロに残ってほしいと言われたけど、クラブは30代の選手に1年契約しか与えない方針だった。私は2年契約を望んでいたんだ。だけど今となっては、あの日の決断が間違ったと言える。レバークーゼンに戻るなんて想像してなかったし、チェルシーでの最後の日まで解決策を模索するべきだった」。

バラックがチェルシー時代を回顧

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