クルマ離れとは無縁!? ミャンマーでの需要増加に対応し、スズキが四輪車の新工場建設

スズキ スイフトスポーツ

スズキ、ミャンマーで新工場建設へ

スズキ キャリイ インドネシアモデル
スズキ シアズ 2014年モデル

生産台数は現工場の約3倍

新工場は年間4万台の生産能力を持ち、2021年9月に稼働を開始する予定で、ヤンゴン市南東のティラワ経済特区の工業団地内に建設する。

ミャンマーにおけるスズキの歴史は古く、1998年に設立した合弁会社で翌1999年より二・四輪車の現地生産を始めたことを皮切りに、現在では2つの工場でキャリイ、シアズ、エルティガ、スイフトの4機種の生産を行っている。

ミャンマーでの需要増に対応

2019年の生産台数は1万3300台(前年比125%)、販売台数は1万3206台(前年比128%)で、新車販売のシェアは60.3%となった。

スズキは新工場を建設することにより、引き続き拡大が見込まれるミャンマー自動車市場の需要に応えていく。

スズキティラワモーター社 概要

スズキ エルティガ[3列シート7人乗りミニバン/インドネシア生産モデル]

■社名:Suzuki Thilawa Motor Co.,Ltd.

■本社所在地:ヤンゴン市 ティラワ工業団地内

■工場敷地面積:約200千m2

■建屋面積(現工場/新工場):約4千m2/約42千m2

■新工場投資額:120億円

■代表者:浅野 圭一

■資本金:3,500万米ドル(スズキ出資比率100%)

■従業員数:224名(2020年2月時点)

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