仲里依紗が「美食探偵 明智五郎」で夫の遺体を‟解体”

中村倫也が主演する、4月12日スタートの日本テレビ系連続ドラマ「美食探偵 明智五郎」(日曜午後10:30)に、仲里依紗が出演することが決定。仲は連続殺人鬼で自称・マグダラのマリア(小池栄子)の指示により、“シェフ”こと伊藤(武田真治)と共に夫の遺体を‟解体”しようとする、“れいぞう子”こと桐谷みどり役を演じる。

ドラマは、人気漫画家・東村アキコ氏によるコミックを映像化するサスペンス。中村演じる容姿端麗だが超変わり者で美食家の探偵・明智五郎が、相棒の小林苺(小芝風花)と共に、類いまれなグルメに関する知識を使って殺人事件を解決していくストーリー。“探偵と殺人鬼”という対立関係でありながら、“ひかれ合う男女”でもある明智と殺人鬼のマグダラのマリアとの関係も描かれていく。

仲が演じる主婦のみどりは、結婚当初は、愛する夫のために心を込めて料理を作ろうと意気込む心優しい妻だったものの、当の夫は母親の料理ばかりを好み、いつしか冷蔵庫は姑から送られてきた料理でいっぱいに。そんな夫に耐えられず、殺人に手を染めてしまうという役柄。ネットでマグダラのマリアと出会い、マリアに悩みを相談する中で、マリアが助っ人として送った伊藤と共に、夫の“解体”を試みる。みどりが殺人に手を染める様子は、第4話で描かれる予定だ。

仲は「“れいぞう子”役で出演させていただくことになりました。最近は、明るい役が多かったので、久しぶりに地味な役をいただいたかなと思ったら、すごいことをやってしまう人でした」と役柄について説明し、「幸せだった夫婦が一転します。その裏に何があったのか、ぜひ見ていただきたいです。そして、先々、“マリア・ファミリー”としてどうなっていくのか、私自身も今からとても楽しみです」と先の展開に期待を寄せている。

荻野哲弘プロデューサーは「数々のドラマや映画で主役やヒロインを務める一方、エッジの効いた作品でも爪痕を残していらした仲さんでも、今回の“れいぞう子”という役がしでかしてしまうことを演じられるのは、初めてなのではないでしょうか。それほど、衝撃的な役だと思います」と仲の新しい姿が見られることを伝え、「ですが、決して衝撃的なだけではなく、“れいぞう子”こと桐谷みどりという、真っ白い冷蔵庫の中を夫に作るおいしい料理の食材でいっぱいにすることを夢見た女性が殺意を抱くに至る過程は、東村アキコさんの原作ならではの、多くの女性に共感していただけるドラマになっていると確信しております」と自信を見せている。

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