丸紅、コロナで過去最大の赤字へ

20年3月期、資源価格下落

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 丸紅は25日、2020年3月期の連結業績予想を大幅に下方修正し、純損益を従来の2千億円の黒字から1900億円の赤字に引き下げると発表した。前期の2308億円の黒字から一転して過去最大の赤字に転落する見通しだ。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界経済の停滞や資源価格が下落していることなどが影響した。

 米国などでの石油や天然ガス開発事業の資産価値を見直したほか、米国の穀物事業の先行きも不透明になったとしてブランド価値に当たる「のれん代」を減損処理した。チリの銅事業や海外電力事業などの価値も見直した。

 赤字額は02年3月期の1164億円が最大だった。