ドイツ、生死分ける人工呼吸器

2週間以内に重症者急増の予測も

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ドイツ東部ドレスデンの病院で、新型コロナウイルス感染症患者のための病室の準備をする看護師=24日(DPA=共同)

 【ベルリン共同】ドイツでは新型コロナウイルス感染者が3万人を超す一方、死者は約150人と周辺国より圧倒的に少ない。状況に詳しい同国の医師が24日、共同通信に、医療機関が多数の人工呼吸器を備えていることが死者抑制に決定的な役割を果たしたと述べた。ただ医師は、2週間以内に重症患者が急増すると予測、対策は正念場を迎えている。

 医師は病院運営者の全国組織、ドイツ病院協会のベルント・メッツィンガー氏(63)。国内の多数の人工呼吸器について「死者数を抑える土台となった。全ての国がこれだけの台数を備えているわけではない」と述べ、ドイツの医療設備の充実ぶりを挙げた。