山口市で20代男性感染確認 欧州から帰国 新型コロナ、県内5人目

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山口県庁

 山口県は25日、山口市の20代男子学生が新型コロナウイルスに感染したと発表した。留学先のヨーロッパから帰国後間もない発症で既に症状は落ち着いているという。県内での感染確認は5人目となる。

 男性は昨年5月から留学し、今月19日に福岡空港へ帰国した。山口市の実家までは迎えに来た父親の車で移動。この間異常はみられなかったという。22日夕に頭痛や発熱の症状があり、その後咳が出たため24日に同市の保健所に電話で相談。25日に県環境保健センターで受けたPCR検査で陽性反応が出たため感染症指定医療機関へ入院した。

 男性は21日に市内の屋外で友人数人と約2時間会った以外は自宅で過ごしていた。県は濃厚接触が疑われる両親ときょうだい1人にも26日以降にPCR検査を行い、友人については男性への聞き取りで判断する。

 村岡嗣政知事は記者会見で「今回の感染者は県内にずっといたわけではない。過度に心配せず、これまで通り感染対策を続けてほしい」と呼び掛けた。(門脇正樹、渡辺裕明)