佐倉市殺人 男に懲役17年判決

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佐倉市殺人 男に懲役17年判決

 おととし、佐倉市のマンションで日本語学校を経営する当時75歳の男性を殺害したとして、殺人の罪に問われた男性の元運転手の裁判員裁判で、千葉地裁は25日、懲役17年を言い渡しました。

 髙野和彦被告はおととし11月、佐倉市ユーカリが丘のマンションで日本語学校経営の岩井二郎さん当時75歳の頭を殴ったり、体を足で踏みつけて脊椎を損傷させるなどして殺害したとして、殺人の罪に問われています。
 これまでの裁判で髙野被告や弁護側は、「再就職のお願いで訪れただけ。防犯カメラに映らない逃走経路もあり、被告とは別に犯行に及んだ人物がいる可能性がある」などとして無罪を主張していました。
 25日の判決公判で、平塚浩司裁判長は、事件現場では被告の移動経路に血液反応が認められたほか、犯行時間帯に被告がエレベーターのボタンを拭くなど証拠隠滅を図っていたことなどを指摘。
 「認められる事実関係は、被告が岩井さんを殺害した犯人だと強く推認させるもの。被告には強固な殺意があった」と述べました。
 そのうえで「被告は不合理な弁解に終始し、反省の態度が見られない」などとし、求刑18年に対し懲役17年の判決を言い渡しました。
 なお弁護側は、控訴の予定については明らかにしていません。