春本番の暖かさ 初夏の陽気も  西日本はゆっくり下り坂

26日(木)の全国の天気と予想最高気温

 きょう(木)も、東日本や北日本は晴れる所が多く、各地で4月中旬から5月上旬並みの暖かさとなりそうだ。朝と日中の気温差が大きくなるため、服装選びに気をつけたい。ただ、西日本は天気が下り坂で、九州から雨雲が広がる見込み。

26日(木)午後9時の予想天気図

 きょう(木)は、高気圧に覆われて近畿から北海道にかけては広く晴れる見込み。多少曇っても天気の崩れはなく、洗濯日和が続く。ただ、東北北部では昼ごろに、にわか雨の所がありそうだ。

26日(木)正午[上]と午後9時[下]の雨と雲の予想

 一方、高気圧が次第に離れていく西日本では天気はゆっくり下り坂となる。九州には雨雲がかかり始めていて、この雨雲が午後は東へ広がっていく。夜には四国や中国地方も雨となる見込み。
 夜は九州で雷を伴って雨の強まる所もある予想。
 あす(金)になると、東日本や北日本もくもりや雨の所が多くなるため、日差しを有効に使うとよさそうだ。

26日(木)午前5時の気温推計実況[上]と最高気温分布予想[下]

 最高気温は全国的にきのう(水)より高く、西日本や東日本では20℃くらいまで上がる所が多い見込み。仙台は18℃など初夏の陽気となる所もあり、さくらの開花を促す暖かさとなりそうだ。昼間は上着がいらないくらいとなるが、朝は冷えて一日の気温の変化が大きくなる。服装で上手に調節をして、体調を崩さないように気をつけたい。
(気象予報士・及川藍)

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