ミルクティーが日常に、深圳はミルクティー好きな都市1位

財経網(CAIJING WEBSITE)が先日発表したデータによると、チェーン店とそれ以外の店舗を含めて、ミルクティー店の総数は深圳、広州、上海が上位3位を占めた。各都市それぞれに8,000店を超えるミルクティー店があり、トップの深圳は1万店を超える。また、人口1万人に対し約8店のミルクティー店がある深圳は、広州や上海をはるかに上回り、「ミルクティーの都」と呼ばれている。

1990年代末、ミルクティーは香港から大陸に伝わり、広東省と上海にはチェーン店が真っ先に進出した。広州と深圳にはもともと糖水文化があったことと、距離的に近い香港からミルクティー文化が伝わったこともあり、ミルクティーブランドが集中し、派生する地域となった。店舗が全国に拡大するにつれ、市場の発展は黄金期を迎えることになるだろう。

解説:

国民的人気を持つ飲み物として、すぐに持ち帰りができるミルクティーの特徴は現代のライフスタイルに適していたため、発展の将来性を備えたファスト文化となった。中国伝統の茶道芸術をもとに、ミルクティーは紅茶などのお茶と牛乳を混ぜ合わせたもので、甘く濃厚な口当たりは中国人の習慣にも合っている。ミルクティーの人気が高まるにしたがい、スターバックス(STARBUCKS)のような世界的ブランドが登場することになるかもしれない。

© 有株式会社