華為やソニー 5Gスマホをこぞって発売 終息後の買換え時期に備える

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、中国のスマホ市場はいまだ楽観視できない状態が続いているが、華為(HUAWEI)を初めとする多くのメーカーが積極的な配置に乗りだし、多種の5Gスマホを売り出している。

華為はこのほど、新機種の折りたたみ5GスマホMate Xsを販売価格16,999元で売り出した。高額にもかかわらず、消費者受けは上場だ。このスマホの販売日当日、予約者数はすでに40万人を超えた。直後、VIVO傘下のサブブランドiQOOの5GフラッグシップモデルiQOO 3も正式発売となった。華為の発売に先立ち、ソニー(SONY)は5G対応の新機種Xperiaを発表、OPPO傘下のREALMEもX50 5スマホを発表した。スマホメーカーがこぞって発売を開始したことで、競争がさらに激しさを増している。

解説:

データによると、1月の中国国内スマホの出荷台数は前年比36%減となった。第1四半期の販売データは、新型コロナウイルスの影響を受け、楽観視できない状態だが、業界関係者は2020年の5Gスマホの普及に高い期待感を示している。現在、市場では、5Gのキーステーションの大規模な建設やプロバイダーの5Gビジネス化が加速し、多くのスマホメーカーが競争に参与、5Gスマホの価格帯も十分に幅を持たせたものになった。業務や生産の再開につれて、消費者のスマホ買換えの需要が大きくなると思われる。

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