タオバオが「90年代生まれの命を大切にするための手引き」を発表 養生、健康関連商品の需要が年々増加

オンラインショッピングプラットフォームのタオバオ(TAOBAO)はこのほど、「90年代生まれの命を大切にするための手引き」を発表した。90后(1990年から2000年の間に生まれた世代を指す)は健康をとても心配し、養生や健康関連商品に対する需要が年々増加し、客単価と消費頻度がともに上昇している。

滋養と運動は、90年代生まれにとって最も重要な健康維持の方法だ。この3カ月近く、燕の巣とクコの販売量がそれぞれ146%と355%増加した。リラックスするための器械である肩、首マッサージ器と筋膜マッサージャーの販売台数も3倍近くになった。90年代生まれはタオバオやT-mallで人間ドックや遺伝子検査関連商品の購入、ワクチン接種の予約に熱中している。データによると、90年代生まれが健康関連商品の購買のためにアクセスする数がピークになる時間は毎日夜12時以降で、「夜更かししながら養生する」がノーマルな状態になっている。

解説:

中国の「90年代生まれの世代」は通常一人っ子として、生活環境は前の世代よりも比較的恵まれ、ネット時代に成長し、近年ではすでにインターネット文化の主な担い手と作り手になっている。中国の最初の90年代生まれは2020年に30歳になり、大部分の90年代生まれもすでに社会に入り、生活のストレスと年齢に対する焦りを普段からSNSで発散させ、「抜け毛」、「養生」はホットワードになっている。「買い物で養生」の台頭は、大きなビジネスチャンスも生むだろう。

© 有株式会社