ガーゼ置き忘れ、過失を認め謝罪 済生会長崎病院 会見

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医療事故について謝罪する衛藤院長(左から2人目)ら=長崎市、済生会長崎病院

 患者の体内に止血用ガーゼを置き忘れた医療事故で、済生会長崎病院(長崎市片淵2丁目)が25日会見し、病院側の過失を認めた上で、「病院全体の安全管理の問題。このような医療事故がないよう万全の体制を取りたい」と謝罪した。
 同病院によると、昨年8月下旬、80代女性に心臓のペースメーカーを入れる手術をした際、30代男性医師が左の鎖骨下部分にガーゼ1枚を置き忘れた。傷口周辺で感染症が発生し、今年1月下旬、別の病院で再手術を受けたところミスが発覚。済生会長崎病院は女性に謝罪し、今月19日に事故を公表していた。
 同病院での会見で、ガーゼが入った原因について、衛藤正雄院長は「入ることは通常考えられず、分からない」とした。最初の手術の際に置き忘れが見つからなかった原因については、ガーゼの使用枚数を数えておらず、ガーゼの素材もエックス線対応ではなかったことをあらためて説明。エックス線撮影に写るガーゼに変更するなど再発防止策を徹底するとした。