コロナ禍で70億円減収 3月の新幹線利用半減 JR九州

©株式会社熊本日日新聞社

定例会見でマスクを着用して新型コロナウイルスの感染拡大の影響について答えるJR九州の青柳俊彦社長=25日、福岡市

 JR九州の青柳俊彦社長は25日、新型コロナウイルス感染拡大による利用者減の影響で、3月の運輸取り扱い収入(1~23日)が前年同期比で半減し、減収額が70億円に上ることを明らかにした。

 九州新幹線の利用者(1~22日)は前年同期比で博多-熊本が48%減、熊本-鹿児島中央が47%減。鉄道以外でもホテルの稼働率が落ち込むなどの影響が出ており、青柳社長は同日の定例会見で「経験したことのない減収。いつまで続くか心配」と述べた。

 さらに、こうした状況を踏まえ「新年度の経営計画を再検討しなければならない」とし、来年春開業予定の熊本駅ビル開発についても言及した。

 同ビルの建設は予定通り進んでいるものの、外出自粛の影響を受けている飲食や物販といった入居テナントの契約にも影響が出る可能性があり、「契約に至らないケースが発生するようだと、来春開業は厳しいかもしれない」と不安をにじませた。(宮崎達也)