仮設見守り、ありがとう 益城町・テクノ団地の住民 看護師グループとお別れ昼食

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テクノ仮設団地の住民らと昼食を楽しむ「キャンナス熊本」のスタッフ=益城町(小野宏明)
3月末で活動を終了する「キャンナス熊本」のスタッフをねぎらおうと、テクノ仮設団地の住民らが開いたお別れ昼食会=益城町

 熊本県益城町のテクノ仮設団地で25日、熊本地震で被災した住民の見守り支援を続けてきた看護師グループ「キャンナス熊本」に感謝の気持ちを伝えようと、住民有志がお別れ昼食会を開いた。

 町社会福祉協議会は2016年10月、仮設団地の見守り活動を同グループに委託。今月末で委託が終了し、住民の災害公営住宅(復興住宅)への転居が来月末にかけてピークを迎えるため企画した。

 住民や同グループのスタッフら約40人が集会施設前に並んだテーブルを囲み、同団地自治会連合会の池田正三会長(80)が「スタッフの皆さんには苦労もあったかと思いますが、安心して4年間を過ごすことができた」とあいさつ。キャンナス熊本の山本智恵子代表(42)は「皆さんの一日も早い復興をお祈りします」と応じた。

 住民らは、手作りの赤飯やちらしずし、おでんに舌鼓を打ちながら、熊本地震から4年の歩みを振り返るように会話に花を咲かせた。来月中旬に退去予定の内山アヤ子さん(82)は「キャンナスさんにはたくさん助けてもらった。最後にいい思い出ができてよかった」と話した。来月からは町社協が見守り活動を引き継ぐ。(立石真一)