「延期でも参加してもらう」 三重の聖火リレー

新型コロナウイルスの感染拡大による影響で東京五輪の延期が決まり、聖火リレーも中止されることになりました。

4月8日と9日に184人のランナーが参加して聖火リレーを行う予定だった三重県では、県の実行委員会が選出した公募ランナーと推薦ランナーのあわせて53人に対し、24日の夜から順次連絡をとり、状況の説明のほか大会の組織委員会が「延期されてもすでに決まっているランナーに聖火リレーに参加してもらう」方針が示されていることを伝えているということです。

三重県では延期された聖火リレーの機運醸成も考えて、来年度中に聖火ランナーが参加するイベントの開催を検討していくということです。

また、パラリンピックを含め4カ国が予定していた県内での事前キャンプも中止や延期となる見通しです。

これを受けて日程変更後も事前キャンプが実施できるよう、四日市市ではカナダ体操協会と協議するとしたほか、志摩市はスペインのトライアスロンチームの関係機関に書簡を送りました。

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