益城の湧き水、調べたよ 広安西小「エコ活」壁新聞 全国最優秀賞

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「全国エコ活コンクール」の壁新聞部門で、文科大臣賞を受賞した広安西小の環境委員会のメンバーら=益城町

 子どもたちが日頃の環境保全活動の成果を発表する「全国エコ活コンクール」の壁新聞部門で、熊本県益城町の広安西小が最優秀賞の文部科学大臣賞に輝いた。熊本地震と湧き水の関係をまとめた児童らは「豊富な湧き水を未来に残したい」と受賞を喜んだ。

 公益財団法人・日本環境協会(東京)が25年前から実施している「こどもエコクラブ事業」の一環。全国から壁新聞に164点、絵日記に380点の応募があった。

 同小の環境委員会は、町内の湧き水の調査や周辺の清掃を7年前から続けている。壁新聞(縦110センチ、横80センチ)に、町内の水源5カ所の地震後の様子や水の硬度、水辺で見つけた生き物などをまとめた。

 地図や写真、住民へのインタビューも盛り込み、「地域ならではのテーマに向き合い、地域を巻き込む子どもたちのパワーが感じられた」と評価された。

 21日に東京で予定されていた表彰式は、新型コロナウイルスの影響で延期に。23日に卒業式を迎えた同委員会の6年生は「調査も表彰式も下級生に引き継ぎます」と晴れやかな笑顔を見せた。

 委員長の村中優太君(12)は「中学生になったら、湧き水にたくさんの生き物が集う環境をつくっていきたい」と話した。(立石真一