長崎大学が帰国した学生に独自にPCR検査、新型コロナウイルス陽性判明

2020年3月25日、長崎大学は学生1名が新型コロナウイルスに感染していることを公表した。学生は3月16日にイギリスから帰国、咽頭痛のため医療機関に相談しながら自宅待機していた。3月24日、長崎大学が独自に実施しているPCR検査を長崎大学病院で受けたところ、陽性と判明したという。

学生は検査結果を受け、長崎県の帰国者・接触者相談センターの指示により、帰国者・接触者外来を受診して入院。長崎県環境保健研究センターでの法定のPCR検査において、新型コロナウイルス陽性が確認された。同居家族4名は陰性。

長崎大学は「ウイルスへの罹患が疑われる症状がある者に対しては、本学の専門家にも情報を提供し、必要に応じて、PCR検査を独自に実施するなど、感染者の早期発見に努める」としている。また今回の事象を受けて、海外から帰国・入国した全ての教職員、学生について、2週間の間、出勤・登校を制限する方向で準備する。3月25日現在、海外に渡航している学生は85名、教職員は15名。

参考:

【長崎大学】新型コロナウイルス感染者の発生について

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