【新型コロナ】神奈川県内、新たに男女6人の感染確認 30~70代、重症者なし

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、神奈川県内では26日、新たに30~70代の男女6人の感染が確認された。内訳は県所管の3保健所管内で3人、横浜、川崎、相模原の3市で各1人。重症者はいないという。

 県によると、小田原管内(小田原、南足柄市、中井、大井、松田、山北、開成、箱根、真鶴、湯河原町)の60代無職女性は同居する70代の夫が既に感染していた。24日に女性の陽性が確認され、県内の医療機関に入院した。

 平塚管内(平塚、秦野、伊勢原市、大磯、二宮町)の70代無職男性は25日に陽性と確認された。留学先の米国から帰国した30代の娘も24日に陽性が判明していた。

 鎌倉管内(鎌倉、逗子、三浦市、葉山町)の30代の自営業男性は、26日に陽性と確認された。男性は東京都で発表された患者と12日に都内で食事をしていたが、14日以降は外部と接触がないという。

 横浜市によると、市内に住む60代の男性会社員は17日、滞在先の米ニューヨーク州で呼吸が苦しくなる症状が出た。赴任を終え21日に帰国し、24日に市内の医療機関を受診した結果、肺炎と診断された。

 相模原市によると、市内に住む30代の男性会社員は都内で勤務。23日の発熱が3日間続いた後に検査を受けた。発熱後は出勤せずに自宅で療養していた。

 川崎市によると、川崎区の40代の男性会社員は22日にのどの痛みなどの症状を感じ、26日に陽性と判明した。男性は都内の職場に18日まで出社。通勤は自家用車だった。

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