マスク供給に福祉施設一役 利用者ら手作り 個人向け販売も

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白の無地だけでなく、五島市イメージキャラクターの「つばきねこ」をあしらったマスクも=五島市下大津町、「けいぷはうす」

 新型コロナウイルスの影響で長崎県五島市でもマスク不足が深刻化する中、障害のある人らが利用する市内の就労継続支援B型事業所が、マスク供給に一役買っている。公共団体や福祉施設などの注文に応じ、利用者と職員が作業を分担しながら布製の立体マスクを製造。生産量に限りはあるが、個人向け販売もしている。
 NPO法人はまゆう会が運営する「ふれあい」(坂の上1丁目)は3月以降、市や市社会福祉協議会から計200枚を受注。十数人の利用者が布の型取りや縫製などに取り組んでいる。
 1日当たり40~50個を生産。同事業所や福江総合福祉保健センター(三尾野1丁目)内の売店などで、個人向けに1個250~300円で販売している。問い合わせは同法人(電0959.72.3089)。
 白の無地以外に、市イメージキャラクター「つばきねこ」をあしらったマスクを作る事業所も。社会福祉法人さゆり会「けいぷはうす」(下大津町)は、つばきねこ柄の手ぬぐいを販売する「片岡呉服店」(中央町)とコラボレーション。手ぬぐいを表地に使い、赤や緑、黄色などカラフルなマスク数種類を製造する。
 1個440円。会員制交流サイト(SNS)などで話題となり、60個ほど売れた。広報担当の平野大司さんは「少しでも明るい話題を提供できれば」と話した。注文や購入は「けいぷはうす」(電0959.72.8010)。

布製の立体マスクを製造する就労継続支援B型事業所の利用者や職員=五島市坂の上1丁目、「ふれあい」