レアル・マドリー、新型コロナ対策に巨大支援…本拠地を「物流基地」に

レアル・マドリーは26日、「本拠地サンティアゴ・ベルナベウを医療品を保管するための基地として提供する」と公式発表した。

サンティアゴ・ベルナベウは1947年にオープンした歴史あるスタジアムで、開場以来一貫してレアル・マドリーが所有してきた。

ポルトガルの古豪ベレネンセスとの親善試合でこけら落としとなったあと、数々の名試合を行ってきた。クラブ公式ではこんな73年の歴史をまとめた映像も…。

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ただ、現在新型コロナウイルスの影響もあって試合はすべて中断されており、サンティアゴ・ベルナベウも使われていない。

それもあり、クラブは今回サンティアゴ・ベルナベウを「寄付された医薬品を保管するためのスペース」としてスペイン保険当局に提供することを決めたとのこと。

スペインでは新型コロナウイルスによって3000人以上が死去するなど、欧州でも大きな被害を受けている国の一つ。

様々な企業や組織から様々な物品が寄付されており、それらを効率よく運用するための倉庫が必要になっていた。

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