大阪・富田林署逃走は「計画的」

樋田被告、検察側が論告

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逃走中、山口県内の道の駅で撮影された樋田淳也被告=2018年9月

 大阪府警富田林署で2018年、接見室のアクリル板を壊して逃走したとして、加重逃走などの罪に問われた無職樋田淳也被告(32)の公判が27日、大阪地裁堺支部(安永武央裁判長)で開かれ、検察側は論告で「被告は計画的に逃走した」と指摘した。

 区分審理のため、求刑はこの日にせず、今後開かれる裁判員裁判でまとめて行う。

 公判で被告側は「逃走したことは認めるが、アクリル板を壊したのは私ではない」と加重逃走罪の成立を争っている。

 論告で検察側は、被告の居室から当直担当署員の勤務表が記されたメモが見つかったことなどから「逃走をあらかじめ計画していた」と指摘した。