中日、ロッカー内でマスク徹底、平田は微熱で欠席 与田監督「先生は花粉症でも熱は出ると…」

練習を行う京田、与田監督、荒木コーチ(右から)【写真:小西亮】

選手会長の京田「選手たちは、マスク、手洗い、除菌など徹底はしています」

 阪神・藤浪晋太郎投手の新型コロナウイルス感染が発覚し、中日でもあらためて予防の徹底を確認した。27日のナゴヤドームでの1軍練習前には、与田剛監督が選手やスタッフらにロッカー内でのマスク着用を呼びかけた。

 練習後、報道陣の取材に応じた与田監督は「あらためて注意喚起をして、つけられる時はマスクをつけていこうと」と説明。阪神が最低1週間の活動停止を決めたことを踏まえ「いろんなことを想定しながら、できることを見つけていかないといけない」と話した。

 選手会長の京田陽太内野手も「選手たちは、マスク、手洗い、除菌など徹底はしています」と強調。他人事ではない意識をあらためて持ち「やることはしっかりやっています」と気を引き締めた。

 中日ではこの日、平田良介外野手が練習前の検温で37度を少し超える微熱があったため、大事をとって練習を休んだ。すぐに平熱に戻ったようで、与田監督は「病院の先生は、花粉症でも熱は出ると言っていたみたい」と状況を説明。病院に着いた頃には平熱に下がっていたという。「超、念には念を」と球団関係者が言うように、厳戒ムードになっている。(小西亮 / Ryo Konishi)

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