Bリーグ今季残り全試合中止 B2ヴォルターズ、西地区4位で終了

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リーグ戦の中止が決まり、会見する熊本ヴォルターズの湯之上聡社長(右端)、石川海斗(右から2人目)、ネナド・ヴチニッチヘッドコーチ(同4人目)ら=熊本市南区

 今季のBリーグの打ち切りが決まり、2部(B2)西地区4位で終えた熊本ヴォルターズは27日、熊本市南区のルネサス川尻スポーツプラザで会見を開き、運営会社の湯之上聡社長は「選手の安全を守るための措置。今後に向け一丸となってやっていきたい」と受け止めた。

 昨季は初の地区優勝を果たしたものの、プレーオフで敗れてB1昇格を逃した。昨年9月に開幕した今季は序盤の出遅れが響き、通算成績20勝27敗でシーズンが終了。地区順位はB2参戦4季目で過去最低となった。

 西井辰朗ゼネラルマネジャー(GM)は2度のリーグ中断を振り返り、「選手にとって肉体的、精神的に負担が大きかった。区切りがつくことについては良かった」とした。

ヴチニッチHC「プレーオフ戦う自信あった」

熊本のネナド・ヴチニッチHCにリーグ戦中止による今季の途中終了について心境などを聞いた。(田中祥三)

 -中止決定について。

 「残念だが、こういう結果になることも想定しながら過ごしてきた。新型コロナウイルスの影響で、経済が世界的にダメージを受けている。クラブがしっかり生き残れるように注力していく必要がある」

 -今季の戦いぶりを総括してください。

 「ひと言で言えば難しいシーズンだった。(昨年12月に自己ワーストの7連敗を喫するなど)苦しい時期もあったが、それを乗り越えてからはプレーオフでも十分戦える自信を持っていた」

 -どのような手応えを感じていたのですか。

 「マーカス・ブレイクリーが1月に途中加入してから、チームとして戦えるようになった。(今季初の3連勝を含め)中断直前の2月は6試合のうち5試合で勝った。そのタイミングでリーグ戦が中断されたのは残念だった」

 -来季への思いは。

 「シンプルな答えとしては、来季もコーチしたいと思っている。ただ、クラブの存続、将来のことが一番大事。話し合いの中でベストな答えを出したい」