Rソックスの“サイン盗み疑惑”調査終了 MLBコミッショナー「シーズン再開までに公表」

レッドソックスの監督を退任となったアレックス・コーラ氏【写真:Getty Images】

18年ワールドシリーズ制覇のレッドソックスにもサイン盗み疑惑が…

 2018年のワールドシリーズを制覇したレッドソックスのサイン盗み疑惑ついて、米テレビ局「CBSスポーツ」は調査が終了したことを伝えた。MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は「プレーが再開するまでには、報告書を公表する」と語った。

 アストロズのサイン盗みではAJ・ヒンチ監督とジェフ・ルーノウGMが解任。さらに首謀者とされていた当時のベンチコーチだったレッドソックスのアレックス・コーラ監督も退任となり、レッドソックスに疑惑の目が向けられていた。

 同番組に出演したマンフレッド氏はレッドソックスのサイン盗み疑惑について「それについての調査は終った。ただ、報告書を書く段階で、遅れが出ている状態だ。正直に言うけど、今は、他の問題で忙しくてそこまで手が回らない。シーズンが再開するまでには、報告書を公表する」と、調査を終えシーズン開幕前には結果を報告することを明かした。

 新型コロナウイルスの感染拡大でスプリングトレーニングが中断、開幕も大幅に遅れることが確実となっているため記事では「ただ、シーズンが始まるのがいつになるかは分からない」と、調査結果の報告はかなり遅れる見込みであることを言及。また、仮にレッドソックスのサイン盗みが“黒認定”だった場合はアストロズに比べ処分が軽いものになる見込みだという。(Full-Count編集部)

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