2007年から続く、日本テレビの人気バラエティー「秘密のケンミンSHOW」（木曜午後9：00＝読売テレビ制作）が、この春“新装開店”。4月9日から「秘密のケンミンSHOW極（きわみ）」として新たにスタートする。
番組では、以前に比べて地方がより注目を集める時代に変貌してきたことを強く意識。これまでの、地方の奇抜な習慣・グルメへの驚きを中心にお届けしてきた「カミングアウト・バラエティー」から、番組独自の切り口で地方情報を“新発見”“再発見”する「ディスカバリー・エンターテインメント」へとシフトチェンジする。MCを務めるのは、13年間番組をけん引してきた久本雅美(大阪府出身)と、爆笑問題の田中裕二（東京都出身）が新加入。番組司会としての手腕では定評のある2人が強力タッグを組み、これからの新しい「ケンミンSHOW」を導いていく。
4月9日放送の初回2時間スペシャルでは、MCに就任した田中に個性豊かなケンミンたちがお祝いコメントを寄せるほか、田中の大好物の「ラーメン」事情を本場・福岡県で徹底取材。さらに「ケンミン検定」と題し、これまでのケンミンショーで紹介したネタの中から、東京育ちの田中にクイズ形式にして出題するコーナーなどをおくる。
久本は「田中さんとツーショットで司会をさせていただくのは初めてなので、どういう化学反応が起こるか楽しみですし、楽しんでやっていきたいと思います。私が司会をしていたお笑い番組の初回チャンピオンが爆笑問題だったというご縁もあり、田中さんのことはデビュー当時からよく知っていますし、とても信頼しています」と縁がある田中との共演を喜び、「太田光さんという“猛獣”をうまく支え、ツッコミながら回していく田中さんの力は、新装開店した『ケンミンSHOW』でも発揮され、たくさんのゲストの皆さんから安心されるんじゃないかなって思います。番組としてもこれまで以上に笑いの幅も広がっていきそうで楽しみです」と生まれ変わる番組に期待している。
「『ケンミンSHOW』の司会をやるって聞いた時は、全く実感が湧きませんでした」という田中は、「これだけ続いている番組で、もちろんよく見たこともありますが、自分は出演したことがないので、スタジオの雰囲気も正直分からず、命綱は久本さんだけですね。ついつい久本さんにすがりたい気持ちになっちゃいますけど、『極』として生まれ変わる『ケンミンSHOW』の新しい風になれたらなと思います。久本さんと一緒に今までにない感じの番組にしていきたいです」と意気込みを語っている。
