南アジア、感染に戦々恐々

医療脆弱、インド全土封鎖

©一般社団法人共同通信社

新型コロナウイルス対策として閉鎖された、インド・ニューデリーの観光名所「インド門」=23日(共同)

 【ニューデリー共同】欧米に比べ新型コロナウイルス感染者の少ない南アジアで都市封鎖や国境閉鎖が相次いでいる。世界の5分の1の人口が集中しながら医療体制は脆弱で「市中感染により破滅的になる」(専門家)との危機感から戦々恐々としている。

 人口13億6600万人超と世界第2位のインド。25日から21日間、全土封鎖が始まった。国内線や鉄道などの旅客業務はほとんどが停止。国民は近所への買い出し以外、外出を禁止されている。

 モディ首相は15日に開いた各国首脳とのテレビ会議で「(南アジアは)全てが発展途上国。医療機関へのアクセスは大きな課題」と表明した。