【新型コロナ】厚木、鎌倉管内の3人が新たに感染 うち中等症1人

神奈川県庁

 神奈川県は27日、県所管の2保健福祉事務所管内に住む男女3人の感染が新たに確認されたと発表した。

 感染者は、厚木管内(厚木、海老名、座間、大和、綾瀬市、愛川町、清川村)の60代男性会社員と、鎌倉管内(鎌倉、逗子、三浦市、葉山町)の60代男性会社員、60代無職女性。

 厚木管内の男性は東日本高速道路のグループ会社社員。5~14日にインドネシアを旅行し、16日以降にせきなどの症状があり、26日に感染が確認された。入院中で中等症という。帰国後は15日朝から翌16日朝まで横浜新道川上料金所で料金収受業務に当たっていた。同日に勤務した他の収受員6人は自宅待機しているという。

 鎌倉管内の男性はエンジニアで、2月17日から3月15日までインドに出張。20日にのどの痛みがあり、26日の検査で陽性が判明。同日入院し軽症という。一方、女性は11日に感染が確認された60代男性の妻。夫とともに2月23日~3月1日にエジプトを旅行し、ナイル川クルーズに参加していた。症状はないが、入院している。

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