<新型肺炎>川越で県内2人目の死者 エジプトから帰国後に発熱、入院直後に重症化 夫は入院治療中

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川越市役所=埼玉県川越市元町

 埼玉県の川越市は27日、新型コロナウイルス感染が確認されて入院していた市内の60代女性が死亡したと発表した。県内での死者は2人目。

 市によると、女性に基礎疾患はなく、新型コロナウイルス感染症が死因という。入院直後に重症化し、人工呼吸器で治療していた。

 女性は60代の夫と2月21日から3月1日までエジプトを訪れ、4泊のナイル川クルーズ船に乗船した。帰国後、発熱などがあり、市内の医療機関を受診し、10日のPCR検査で陽性が確認された。

 陽性が確認されていた夫は県内の医療機関で入院治療中。長男は入院後に陰性が2回確認され、退院している。

 また、川越市内で新たに60代男性の感染も判明した。男性は医療用電子機器メーカーの所沢事業所に勤務。26日に38.9度の熱があり、市内の医療機関を受診。27日に検査で陽性が判明した。容体は安定しており、自宅で入院調整中という。男性に渡航歴はなく、感染経路は不明という。

 川口市は27日、市内の10代の男子大学生の感染を確認し、入院したと発表した。両親と姉はすでに陽性と判明し入院しており、いずれも重症ではないという。姉は2月29日から3月9日まで欧州を旅行して帰国し、14日から発熱などの症状が出ていた。

 さいたま市は27日、40代の自営業男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は23日、悪寒や関節痛が出て37.5度の発熱。症状が改善せず、27日にPCR検査したところ、陽性と判明した。今後入院の予定で、発熱はあるものの状態は落ち着いているという。男性は市内と大阪府に住居があり、13日から23日まで大阪に滞在していた。

 県は27日、ふじみ野市の20代男性と春日部市の20代女性、深谷市の30代女性の感染が判明したと発表した。男性は米国に滞在し、20日に帰国。24日に発熱し、検査で陽性と判明した。20代女性は家族の感染が分かり検査したところ、陽性と判明した。30代女性は米国に滞在し、22日に帰国後に発熱、感染が分かった。