進化する京都×チョコ文化!新お土産「京都さんかくショコラサンド」を実食ルポ【京都府】

訪れるたびに新しいお土産にわくわくする古都京都に新たなチョコレートスイーツが誕生しました。全国の百貨店に店舗を構える洋菓子店「アンリ・シャルパンティエ」と「京都御所南チョコレート研究所」から生まれた「京都さんかくショコラサンド」です。どんなお土産にしようか迷っている方、要チェックのお土産です

新しい京都を試作し表現する「京都御所南チョコレート研究所」

フィナンシェやマドレーヌで有名な「アンリ・シャルパンティエ」と、京都出身で、2013年と2018年のチョコレートの世界大会“ワールドチョコレートマスターズ”に日本代表として出場し、共にファイナリストに輝いた垣本晃宏(カキモトアキヒロ)氏が2019年に設立した「京都御所南チョコレート研究所」。

伝統ある美しい御所南に佇み、京都文化や食のプロフェッショナルが集い、「京都の文化」と「チョコレート」が織りなす新しい味わいやお菓子の可能性について、探求・発信していくために生まれました。

そんな京都御所南チョコレート研究所から誕生した新しいお土産「京都さんかくショコラサンド」。2019年秋に先行発売され、現在は2020年2月にオープンした初の常設店「アンリ・シャルパンティエ―ハナレ―ジェイアール京都伊勢丹店」にて販売されています。

少し大きめが嬉しい!京都土産の新定番

金色のお箱に、京都の玄関口を表したような暖簾のロゴマークという高級感あるパッケージの「京都さんかくショコラサンド」。

4個入(702円・税込)、8個入(1,404円・税込)、15個入(2646円・税込)とサイズも選べます。

箱の中に、ひとつずつ包装されて入っていました。そのパッケージからも、扇・紅葉・櫛(くし)と、さりげない京都らしい遊び心を感じますね。

一口分より大きいサイズで、リッチ感があります。ほんのりとシナモンが香ってきました。

ショコラサンドの生地のサクサク感は、意外としっかりとしていて、普通のパイとは少し違います。生地を作るときに層を作らずバターを混ぜ込んで作るパイ生地で、サクサクとほろほろの独特な食感を生み出しているそうです。

生地とクリームに使用しているチョコレートは、ローストしたカカオの香ばしさとビターな味が特徴的。シナモンもアクセントになっていて、他のチョコレートスイーツと一線を引いています。

そのままでも美味ですが、トースターで1分ほど温めると、チョコレートクリームがトロリと溶けて、香りと味わいがプラスされます。

京都観光に研究会へ立ち寄るコースもいかがでしょう

京都御所南チョコレート研究所では、一般の方でも参加できる“研究会”を定期的に開催しています。フードコラムニストで「あまから手帖」編集顧問の門上武司(カドカミタケシ)氏などをはじめ、さまざまな京都文化や食に関する専門家をゲストに迎え、「京都×チョコレート」をテーマとしたトークショーと、二人のシェフが目の前で仕上げる京都をイメージしたスイーツコースを楽しめます。

京都観光コースに加えて、プロフェッショナルな方々と特別な時間を過ごすのもいいですね(応募方法や詳細はHPをご覧ください)。

進化し続ける京都スイーツ文化から、ますます目が離せない令和2年。大人な薫りを奏でる京都×チョコレートをお土産に、京都旅の余韻に浸ってみてはいかがでしょう。

[購入店舗情報]

アンリ・シャルパンティエ―ハナレ― ジェイアール京都伊勢丹店

住所:〒600-8555 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町B1階

営業時間:10:00~20:00

お問い合わせ:お客様相談室 0120-917-215(9:00~17:00)

HP:http://www.henri-charpentier.com/special/kyotogosyominami/

*アンリ・シャルパンティエ京都髙島屋店B1階の売場、おみやげ街道JR京都(京都駅西口改札口向かい)、アントレマルシェ京都(京都駅改札内)でも取扱あり。

[all photos by kurisencho]

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