全国大会中止で募金を長崎市に寄付 山里男子ミニバスケ

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田上市長(手前)に児童の様子や思いを語る監督や保護者ら=長崎市役所

 長崎市の山里男子ミニバスケットボールクラブは27日、出場予定の全国大会が新型コロナウイルスの影響で中止となったため、大会に向けて寄せられていた募金を市などに寄付した。市のスポーツ振興基金に30万円を寄付し、県バスケットボール協会を通じて県内103の男子ミニバスケットボールチームにボールを1個ずつ贈る。
 チームは昨年11月の県大会を制し、今月30日から東京都で開かれる春の全国ミニバスケットボール大会に出場予定だった。チームには街頭活動などを通じて多額の募金が寄せられており、感謝の思いから社会に還元することを決めた。
 監督の松下新さん(42)らが市役所を訪れ、「選手は中止が決まって落ち込んでいたが、今は次のステップに向けて頑張り始めている」とチームの現状を報告。「寄付は選手育成などに使ってほしい」として、田上富久市長に目録を手渡した。
 田上市長は「全国に行けなかったことを、今後の良い経験に変えてほしい。今はイベントの中止・延期が相次ぎ、助け合いが大事な時期なので、今回の寄付はみんなで頑張ろうというメッセージにもなる」と感謝を述べた。