新型コロナ対策のふるさと納税 寄付が目標スピード達成

神奈川県庁

 県は27日、新型コロナウイルス感染症対策にふるさと納税を活用するプロジェクトの寄付が、目標額の1千万円に達したと発表した。スマートアンプ法を使ったウイルス迅速検出法の改良などに活用するという。

 プロジェクトは、ふるさと納税の仲介サイト「ふるさとチョイス」で9日から31日まで実施。県によると、26日の目標額到達後も増え続けており、27日午後7時半現在で687人から1080万円余り集まっている。サイトを運営するトラストバンク(東京都)によると、「プロジェクトを開始して1日で約300万円が集まるなど関心が高く、達成も早い方」という。

 黒岩祐治知事は同日の定例会見で、「短期間での目標達成に加え、応援メッセージが大きな励みになった。とてもありがたい。有効に使いたい」と謝意を述べた。

© 株式会社神奈川新聞社