長野県はきょう28日、クルーズ船から県内の医療機関に受け入れていた「新型コロナウイルス」の感染者のうち1人について、「陰性」が確認され、退院したと明らかにしました。
退院したのは、「新型コロナウイルス」の集団感染が発生した横浜港のクルーズ船から先月14日に県内の感染症指定医療機関に受け入れていた感染者です。症状に改善がみられ、2度にわたる検査で「陰性」だったことから、きょう、退院したということです。
県内の医療機関で受け入れているクルーズ船からの感染者は、重症化している1人のみとなりました。県によりますと、この感染者は、いまも人工呼吸器をつけ治療中だということです。