阪神藤浪ら新型コロナ陽性を台湾紙も報道「ディナーを共にした2人の女性も…」

阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】

台湾紙「自由時報」は「阪神の選手とディナーを共にした2人の女性も武漢肺炎に感染した」と報じた

 阪神は27日、藤浪晋太郎投手、伊藤隼太外野手、長坂拳弥捕手が新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で陽性反応が出たと発表した。日本プロ野球界初の感染者に、台湾メディアは夕食で同席した2人の女性も「武漢肺炎に感染」と報じている。

 日本野球への注目も高い台湾でNPBの新型コロナ感染のニュースは注目されている。「阪神の選手とディナーを共にした2人の女性も武漢肺炎に感染した」と報じたのは台湾地元紙「自由時報」だった。

 記事では「武漢肺炎は世界中に広がっている。そして、日本プロ野球の球団、阪神タイガースは3人の感染を発表した。大阪府はこの日、新たに15件(の感染)を加えたが、阪神の選手とディナーを共にしたと確認された2人の女性も含まれた」と報じている。選手の夕飯と同席した女性2人の陽性反応にも注目している。

 新型コロナウィルス感染に対するコントロールで世界的な評価を高めている台湾だが、同紙では「武漢肺炎」と報道。さらには文中で武漢肺炎(COVID-19、武漢肺炎)と丁寧に脚注を入れるほど、ウィルス発生地を明確にしていた。(Full-Count編集部)

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