メクル第449号 巨大金魚がお出迎え 対馬「あすか学童クラブ」

子どもたちに親しまれているリュウキンの金ちゃん=対馬市、あすか学童クラブ

 対馬(つしま)市厳原(いづはら)町田渕(たぶち)の学童保育施設(ほいくしせつ)「あすか学童クラブ」(川上(かわかみ)あゆみ代表、45人)の玄関(げんかん)で、大人の手のひらほどもある巨大(きょだい)金魚「金(きん)ちゃん」が子どもたちを出迎(でむか)えています。
 自宅(じたく)で金ちゃんを飼(か)っていた同クラブ事務員(じむいん)の辰己(たつみ)みゆきさん(41)が昨年3月に持ってきました。辰己さんによると、「リュウキン」という種類の金魚で、ずんぐりと丸いおなかと長い尾(お)びれが特徴(とくちょう)。4年ほど前に親戚(しんせき)からもらった時は体長15センチほどでしたが、米ぬかなどで作られた餌(えさ)を食べて大きく成長。今では体長20センチくらいになりました。
 水槽(すいそう)で優雅(ゆうが)に泳いでいる金ちゃんを見て、辰己さんは「こう見えても、餌をあげる時には水しぶきを上げるほど勢(いきお)いがいい。学童の子どもと一緒(いっしょ)に、大きく育ってほしい」とにっこり。
 同市立久田(くた)小2年の山營(やまえ)さらささん(8)は「色が赤白できれい。しっぽがひらひらしていておもしろい」と水槽をのぞき込(こ)み、同じく2年で辰己さんの三男、叶夢(かなと)君(8)は「長生きしてほしい」と願っていました。

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