MotoGP:史上初の『バーチャルレース』が3月29日に開幕。10名の現役ライダーがエントリー

 3月29日の日本時間22時から史上初となる『MotoGP Virtual Race(MotoGPバーチャルレース)』をMotoGPオフィシャルウェブサイトのmotogp.comが開催する。使用されるのは2019年版のMotoGPオフィシャルテレビゲーム『MotoGP19』だ。

 新型コロナウイルスの影響により、現時点で5月15~17日のフランスGPまでロードレース世界選手権の開催延期が決定している。それにより多くのMotoGPファンがスポーツやエンターテインメントを逃しているため、この困難な生活状況に希望を取り戻すことが目的でバーチャルレースが開催される。

 初開催のバーチャルレースにエントリーしているのは、マルク・マルケス、アレックス・マルケス、マーベリック・ビニャーレス、ファビオ・クアルタラロ、アレックス・リンス、ジョアン・ミル、フランセスコ・バニャイア、ミゲール・オリベイラ、イケル・レクオーナ、アレイシ・エスパルガロといった10名の現役MotoGPライダーだ。

 第1ラウンドの舞台は、イタリアGPの開催地、ムジェロ・サーキット。レースの方式はグリッドを決定するため5分間の予選が行われた後、決勝レースが6ラップが実施される。

 また、4月12日には、第2ラウンドの開催が予定されており、ドゥカティ・チームやレッドブルKTMファクトリー・レーシングのライダーも参戦するという。

 このレースはmotogp.comesport.motogp.com、MotoGPとMotoGP EスポーツのYouTubeチャンネルTwitterInstagramFacebookといったSNSで配信される。配信終了後にもオンデマンドによるフルレースとハイライトをmotogp.comとesport.motogp.comでみることができる。

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