県産の花、リゾート列車彩る トキ鉄が消費後押ししようと企画

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チューリップなど県産花が飾られた「雪月花」の車内=28日、上越市の直江津駅

 新型コロナウイルスの感染拡大によるイベント中止で需要が落ち込んでいるチューリップなど新潟県産花の消費を後押ししようと、えちごトキめき鉄道(上越市)は28日、リゾート列車「雪月花」の車内に花を飾る取り組みを始めた。ピンクやオレンジなど優しい色合いの花々が乗客や鉄道ファンらの目を楽しませている。

 家庭や職場などに花を飾ることで花き類の消費につなげる農林水産省の「花いっぱいプロジェクト」に賛同して企画した。

 初日は県産チューリップ約50本にユリやスイートピーなどを組み合わせ、客室内の窓際やラウンジに配置した。運転台の前面にも置かれ、車両の外からも花を見ることができる。

 早速、飾られた花をモチーフに写真や動画を撮影する乗客もおり、評判は上々だ。同社は「春を感じる明るい雰囲気の列車で旅を楽しんでほしい」と話している。

 県産花の装飾は4月29日までの土、日曜と祝日、同10日に実施。新型ウイルス対策として乗車前の体調チェックや換気、清掃を徹底している。