長崎県島原市上折橋町のしまばら火張山(ひばるやま)花公園(旧しまばら芝桜公園)で、菜の花と桜が見ごろを迎えた。黄色とピンクの花の“競演”が来訪者の目を楽しませている。
公園は約10ヘクタール。NPO法人「芝桜公園をつくる会」(松本良一理事長)が維持管理している。現在は園内の約3ヘクタールに菜の花約1千万本が六分咲きで、園の入り口付近に植えているソメイヨシノ約200本は七分咲き。4月初めにかけて満開になる見込みという。
福岡県久留米市の家事手伝い、橋本祐里さん(37)は「菜の花が広がる中、平成新山が間近に見える。リフレッシュになった」と楽しんでいた。
ゴールデンウイークごろには園内の2ヘクタールに植えた約500万本のポピーが見ごろになる。松本理事長(65)は「約10種類の花の開花リレーを見に来てほしい」と呼び掛けている。
入場には維持管理協力金300円が必要。高校生以下無料。
菜の花と桜「競演」 しまばら火張山花公園
- Published
- 2020/03/30 00:03 (JST)
- Updated
- 2020/05/21 10:13 (JST)
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