格安航空会社（LCC）ピーチ・アビエーション（大阪）は29日、長崎－成田線を新たに就航させた。同路線の就航はLCCのジェットスター・ジャパンに次いで2社目となる。
ピーチは180人乗りの航空機で正午成田発と午後1時55分長崎発の1日1往復を運航。運賃は片道5890円から。年間75～80％の搭乗率を目指すという。
この日は長崎発に133人、成田発に126人が搭乗。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、長崎空港での就航セレモニーは開かず、搭乗客には機内で記念品が配られた。
諫早市山川町の介護士、山口亜由美さん（38）は妹の愛生さん（24）と搭乗。「新型コロナウイルスの関係で迷ったけど、飛行機が好きで、ぜひ第1便に乗ってみたかった」と話した。同社の担当者は「当社としては長崎では2012年以来の新規就航となる。公共交通機関として乗客の利便性向上に貢献できれば」と語った。
