中央、都城児相 増員へ 虐待相談急増、負担重く…

急増する虐待相談対応のために児童福祉司を増員する中央児童相談所=宮崎市・県中央福祉こどもセンター

 県は4月の児童相談所の組織改編で中央、都城児相の児童福祉司を計7人増員し、児童虐待への相談対応が最も多い中央には弁護士2人を配置し、県警から警察官1人の派遣を受ける。急増する相談への対応が狙いとなるが、現場では児童福祉司が保護者からどう喝されたり、暴れられたりするケースが後を絶たず、精神的負担は年々重くなっている。疲弊した状況が致命的な判断ミスを生む恐れもあり、県は現場環境の改善を目指している。 

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