【MLB】4年86億円の柳賢振、開幕延期で大型契約の価値に影響か 米メディア「衰え始める」

ブルージェイズ・柳賢振【写真:Getty Images】

柳賢振は4年86.3億円でブルージェイズ入りも…米メディアは33歳の年齢を指摘

 ブルージェイズの韓国人左腕・柳賢振の獲得は失敗だった? 新型コロナウイルス感染拡大の影響で大リーグの公式戦開幕が未定となっていることを受け、米メディア「ジ・アスレチック」はブルージェイズへの影響を検証。昨オフに4年8000万ドル(約86億3300万円)の大型契約で獲得した左腕を懸案事項として挙げている。

 柳賢振はドジャース時代の昨季14勝5敗、防御率2.32。アジア人初の最優秀防御率を獲得し、サイ・ヤング賞投票でも2位に入ったが、25日に33歳の誕生日を迎えた。同メディアは「ヒョンジン・リュはこれ以上若返ることはない」とし、こう指摘している。

「彼はまさにブルージェイズが求めていたインパクトを持つ投手だった。しかし、開幕も延期となり、短縮されたシーズンになる可能性もあることで、ブルージェイズにもたらすリュのインパクトがネガティブな影響を受けかねない」

「野球が再開するタイミングがいつであろうと、リュは依然としてこの契約を通じてブルージェイズに貢献してくれることは言うまでもない。しかし端的に言えば、リュの(ブルージェイズでプレーする)最初の1年丸々、または1年を部分的に失うことは、故障しやすい33歳にとって決して理想的ではない」

 大リーグは新型コロナウイルスの影響でスプリングトレーニングも中断。チームメートの山口俊投手は日本へ帰国したが、韓国人左腕は現在妊娠7か月となっている美人妻として名高い元アナウンサーのペ・ジヒョンさんと共にキャンプ地に残留を決めた。米メディアの厳しい指摘を吹き飛ばす活躍を見せたい。(Full-Count編集部)

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