竹内五段(郡山)制す 15年ぶり3回目 福島県王将戦

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左から優勝した竹内五段、準優勝の小野内七段、3位の武蔵五段、4位の渡辺五段

 将棋の第六十八回県王将戦は最終日の二十九日、福島市穴原温泉の吉川屋で決勝トーナメントが行われ、竹内俊弘五段(44)=郡山市=が十五年ぶり三回目の優勝を果たした。準優勝は「アマ竜王」の小野内一八(かずや)七段(25)=南相馬市=、三位は武蔵正憲五段(66)=喜多方市=、四位は渡辺久記五段(49)=福島市=だった。

 竹内五段は七月に岩手県で開催予定の東北六県将棋大会に福島県代表として出場する。準優勝から四位までの三人は五月に開催する同大会の代表者決定戦に臨む。

 竹内五段は全国レベルの大会で準優勝をはじめ何度も上位入賞している実力者。二〇〇五(平成十七)年の東北六県大会で本県チームが優勝した時のメンバーだった。竹内五段は「敗勢だったが、逆転できた」と決勝を振り返り、東北六県大会に向けて「(自分が出場した)十五年前を最後に優勝がないので、いい結果を残したい」と抱負を述べた。

 福島民報社、県将棋連盟の主催。前期県王将と県内七地区の予選を勝ち抜いた十四人の合わせて十五人(一人欠場)が、予選リーグと決勝トーナメントを行った。

 中学生三人と高校生一人が初出場した。このうち、小島佑斗三段格(岳陽中二年)と三戸蓮四段格(いわき総合高一年)が予選リーグを突破し、ベスト8に残るなど若手の活躍が光った。

 閉会式で県将棋連盟の吉田俊哉会長と福島民報社の関根英樹事業局長が入賞者にカップや表彰状を手渡した。

 新型コロナウイルスに対する感染予防対策として、二日間にわたって医師が立ち会い衛生指導を行ったほか、マスク着用、アルコール消毒、換気などの措置を講じた。