29歳女子のリアルな婚活! 堀田茜×瀧本美織×筧美和子×Nikiが恋愛や結婚観を語る女子会に潜入「ピーナッツバターサンドウィッチ」インタビュー

29歳女子のリアルな婚活! 堀田茜×瀧本美織×筧美和子×Nikiが恋愛や結婚観を語る女子会に潜入「ピーナッツバターサンドウィッチ」インタビュー

「恋も仕事もわたしらしく」をテーマに掲げる、ファッション誌「with」(講談社)の公式サイト「with online」で連載中の大人気漫画「ピーナッツバターサンドウィッチ」。29歳の働く女子4人が恋に仕事に悩みながらも「婚活」に向けて奮闘するラブストーリーで、なんとPV数は驚異の1億超え。そんな大人気婚活漫画が、実写ドラマとなって4月2日より放送スタート!

漫画家・ミツコさんによる本作は、バリキャリOLの片桐沙代(堀田茜)、同棲中の彼氏となかなか結婚に至らない看護師の森本美晴(瀧本美織)、流されやすくセフレ体質で信用金庫勤務の山下美和(筧美和子)、社長秘書で高嶺の花の松岡茜(Niki)という4人の女性の恋愛を、婚活をサポートする謎の組織「ピーナッツバターサンドウィッチーズ」が見守るという形で描かれています。

第三者の視点が加わるという形は、「TERRACE HOUSE」や「あいのり」(ともにNetflix・フジテレビほか)、「バチェラー・ジャパン」(Amazon Prime Video)、「ダブルベッド SEVEN DAY LOVER」(TBSほか)といった“恋愛リアリティーショー”でおなじみのスタイル。「ピーナッツバターサンドウィッチーズ」の面々のリアクションやコメントも交えながら4人の女性の恋愛模様が進んでいくという、恋愛バラエティー型の新感覚ラブコメディーとなっています。「ピーナッツバターサンドウィッチーズ」のメンバーには、矢作穂香さん、伊藤健太郎さん、伊藤修子さんが登場。

このたび、婚活に向けて奮闘する女性4人を演じる、堀田茜さん、瀧本美織さん、筧美和子さん、Nikiさんにインタビュー。まるで女子会に参加したような心地よさで取材ということを忘れて楽しんでしまった(!?)、4人による“女子会トーク”をお届けします。

■“女性のリアル”が詰まった作品に、4人全員が共感!

──原作漫画を読んでの感想や、ドラマ化への意気込みをお聞かせください。

堀田「私は今27歳なんですけど、こんなにも今の自分に刺さる作品に出合えたことがすごくうれしいです。同世代の女の子に『明日も頑張ろう』って思ってもらえる作品だなと強く感じていて。原作の漫画は勉強にもなるし、共感できるし、癒やされるし…。われを忘れて読んでしまいました。一言一言が自分にも刺さるので、すごく大事に演じています。たくさんの魅力が詰まった作品だなと思います」

瀧本「原作をあっという間に読んでしまいました。30歳手前の29歳っていう年齢は、すごくたくさん、いろんなことを考える年齢だと思うんです。自分と年齢が近いので、すごく共感しながら読みました。撮影中は、それぞれの“幸せ”をたくさんの女性に見つけていただきたいなという気持ちで演じていました。もちろん女性には見ていただきたいんですけど、男性が見ても『女性たちはこんなこと考えてるんだ』とか、そんな新たな発見もあるかもしれないので、ぜひ楽しみながら見てほしいなと思います」

「この4人はそれぞれ個性を持ったキャラクターでありながらも、その4人のすべてに共感してしまうくらい、女性のリアルが描かれた作品だなと思いました。私は今26歳なんですけど、20代って、こう…。目の前にあることで精いっぱいで、足元がぐらぐらしている中にどうにか立っているような感じがしていて。読んでいて『分かるわ~』って何度も思ったり、一つ一つの言葉に背中を押されたりして、すごく『女性の味方だな』と感じたんです。悩みの多い最中にいる1人の女性を、しっかり丁寧に演じていけたらと思います」

Niki「まず、演技が初めてだったので驚きと不安で始まったんですけど、ストーリーを読んで、『本当にリアルだな』っていうのが第一印象で。まだ結婚とかは意識したことはなかったんですけど、もう少し年齢を重ねて29歳になった頃には、こういうふうに先を見据えた恋愛をしていくのかな…って勉強になりました。女子会のシーンでは『29歳になったら、自分もこんな女子会してそうだな~』って思いながら撮影して(笑)。楽しく過ごさせていただいています」

■理想だけじゃない、現実的な描写も。4人の結婚観に変化は?

──この作品を演じる前と、実際に演じた後では、結婚に対するイメージに変化はありましたか?

堀田「私は、『今すぐ結婚したい』といった結婚願望があるというより、まだ仕事を全うしたいと考えていたんです。バリバリ働いていたらもう29歳になっていて、周りはもう結婚して子どもを産んでいて、自分だけ1人取り残されたような気持ちになって…。そんなキャラクターの沙代を演じたことで、今が27歳なので、2年後の自分を見ているような感じになりました。もっと結婚に対して積極的にならないと、“幸せ”ってつかめないのかな?って(笑)。この作品は結婚に対して理想だけじゃなくて、すごくリアルに捉えている部分もあるので、私ももっと現実的に捉えなきゃいけないのかなって感じました」

瀧本「私は、結婚や出産を早めにしている地元の友達が多くて。でもどこか他人事というか、『自分はまだ先かな~』とすごく大ざっぱに捉えていたんですけど、この作品に出合って、29歳って自分の年齢ともそんなに変わらないし、そんなに悠長なことを言ってられないのかもしれないなと思い始めました。今は、自分が大好きな人と巡り合って、すてきな機会とタイミングがあったら(結婚を)したいなって思います」

「私は、子どもの頃は当たり前かのように『いつかお嫁さんになりたい』って言っていたんですけど、今は世の中的にもいろんな生き方がある時代ですよね。結婚というもの自体をちょっと考え始めて、自分なりの解釈ができたらいいなと思っていたんですけど、してない時点では全然分からなかったんです。この作品に出合ってからも、結婚に対する想像は膨らむんですけど、自分がしたいかどうかはなかなか明確にはなっていなくて…。でも、考える時間はすごく増えた感じがします。みんなともそういう話をしながら、結婚に対して自分なりにもっと知っていけたらいいなという気持ちです」

Niki「私はまだあんまり結婚を意識していないというか、できるだけ遅くしたいくらいにずっと思っていて(笑)。結婚すると自分の自由だけでは動けなくなる部分も出てくると思うので、もっと友達との時間とか、旅行とか、海外に住んで、日本に帰ってきてから結婚するのもいいかなーとか、そんなふうに考えていたんです。それがこの作品に出演させていただいてからは『なるべく遅くしたい』ってタイミングで決めるんじゃなくて、結婚したい相手に出会った瞬間が結婚の時期なのかなーって。結局は、誰と出会うかなのかなって感じました。まだその出会いはなさそうなんですけどね(笑)。その瞬間が楽しみです」

堀田「もしかしたらこの作品で火が付いて、オンエアが終わった頃に1人くらい結婚してる人がいるかもしれないね(笑)」

一同「(笑)」

瀧本「早い!(笑)」

堀田「『もう!?』って(笑)」

■4人の女性を取り囲む男性陣に、言いたい放題の女子会トーク!

──本作は、4人の女性の周りに登場するさまざまな男性陣も見どころかと思います。美晴がマッチングアプリを通じて出会う年下のイケメン・時田優斗(奥野壮)に、美晴が6年間同棲をしているにもかかわらず、一向にプロポーズの気配のない田中涼太(佐藤流司)。美和を都合よく呼び出しては体を重ねる金子慎(吉田仁人)。沙代の後輩で、恋愛対象としては見ていない青木晴空(濱正悟)に、沙代の憧れの先輩の笹山巧(忍成修吾)。茜の取引先の相手で体育会系の五十嵐修(濱尾ノリタカ)に、茜がたびたびデートをしている、すべてが完璧な外資系勤務の津田健二(一ノ瀬竜)……。男性キャラクターとのシーンの中でキュンキュンした言動や、逆に『ないわ~』と感じた部分はありますか?

瀧本「どうですか? 私は時田くんと涼太以外は分からなくて」

「それぞれ相手役の男性しか会ってないもんね」

Niki「沙代の、結婚してることを隠してた元彼はひどいですよね~!?」

堀田「あれは本当に!(笑)。でもそういう話ってよくあるのかなと思ったり」

瀧本・筧・Niki「えーーー!?」

Niki「結構長く付き合ってましたよね?」

堀田「そうそう。1年くらいかな、沙代と付き合ってて、結婚しようって。でも、自分の周りでもそういう話は聞くかも」

瀧本「え~!?」

堀田「だからみんな結構、隠れてやってるんだなっていう衝撃もあって。私は後輩の青木くんとのシーンが多いんですけど、今まで“年下男子”がかわいいって思ったことって本当になかったんです。でも沙代を演じて、初めて後輩もかわいいなって思いました。ごはんを食べさせたくなるというか(笑)」

瀧本「『ごはんを食べさせたい』(笑)」

堀田「うん(笑)。ちゃんと導いてあげたくなるっていうか、いろいろ教えてあげたくなる。年下の男性が好きな女性の気持ちが今までは分からなかったんですけど、初めていいなって思いましたね。美晴がアプリで出会う、時田くんはめちゃくちゃいい人だよね~!」

瀧本「時田くんは、めちゃくちゃいい人です!! 漫画の時田くんもすてきなんですけど、ドラマも漫画の通りで…。『えっ、アプリでこんな人に出会えるの?』って思いました」

堀田・筧・Niki「(深く頷いて)分かる~!!」

瀧本「運命的な出会いだと思うんですよ。実際、美晴もひかれていきますし。すごく真っすぐにぶつかってきてくれるので、幸せにしてくれるんじゃないかなって。私も、気持ちが傾いちゃうのはちょっと分かります(笑)」

──美晴が長年付き合っている、涼太についてはいかがですか?

瀧本「涼太は…。長年付き合っていると、どうしても“情”っていうものがあると思うんです。だからなかなか別れるっていう決断もできないと思います。うーん…。やっぱり難しいですよね…」

堀田「涼太のエピソードが一番リアルだなって思った!」

瀧本・筧・Niki「うんうん!!」

堀田「一番、身近なところで聞く話だなって思いましたね」

Niki「私は、茜が五十嵐くんと会っている時に、それを見たある男性に詰め寄られるシーンがあって。そういうの、やだなぁ~って」

堀田・瀧本・筧「やだよねー!!」

Niki「ほかの男性とデートしてる時にやってきて、物知り顔でいろいろ言ってきて…。そういうのすごくダサいな~って思っちゃって」

堀田・瀧本・筧「(笑)」

Niki「そういう人って実際にいそうなのがまたリアルだし、怖くて。心の狭い男性は、私は得意じゃないなぁと思ってしまいました」

「私は、相手役の慎くんとしかまだご一緒していないんですけど…。慎くんって本当にひどくて!!」

堀田・瀧本・Niki「(笑)」

「慎くんは…もう、なんですかね…。慎くん役の吉田仁人さんが見事に演じていらっしゃるので尚更なんですけど、美和がすごく雑に扱われるんですよ。それでも『はい、はい』って美和がペコペコしちゃうんで、より慎くんが調子に乗って。だからなんかもう、やっててつらくなる…」

堀田・瀧本・Niki「(笑)」

「なのであんまりキュンキュンすることは…(笑)。でもたまに心の込もってない『かわいい』って言葉とか、上辺だけ喜ばせようとする態度に、あの状況の美和はそれを宝物のように感じちゃうんだろうなって思いながら演じていました。あの慎くんの部屋の中でいると、それがすごくリアルで痛々しかったです」

■理想の「恋が始まる瞬間」を明かし「ふふふ(笑)」と照れ笑いした女性は?

──最後に、もし皆さんが婚活をするとしたら、どんな方法でやってみたいですか?

堀田「このお仕事をしていなかったら、アプリもいいかなって思います。友達の話を聞いていると、今って、すごくカジュアルにアプリに登録して『今日飲みに行くんだー』っていうことも多いみたいで。だから『えー!? アプリ!?』って驚く時代はもう古いのかなと感じたので、このお仕事をしていなかったら、アプリを通じて知り合ってもすてきだなと思います。1回きりの人生だし、いろんな人と出会ってみてもいいかなって」

瀧本「時田くんみたいな人に出会えるんだったら、私もアプリをやってみたい(笑)。でも普通に友達の知り合いとか、紹介とかで出会って始まるのもいいなって思います」

「私は、まずは自然に出会ってみたい(笑)」

堀田・瀧本・Niki「(頷く)」

「音楽とか、映画とか、趣味が合ったらいいなって思うので、そういう集まりがあったら顔を出してみるとか…? なんだろう、同好会?」

堀田・瀧本・Niki「同好会!(笑)」

「はい(笑)。そういうところだと、より相性が合う人が見つかりやすいのかなって思います」

Niki「私も自然な感じがよくて。恋愛する気同士で会うっていうのが、その気満々同士でつまんないというか…。偶然、友達が友達を連れてきて…とか、パンッて恋が始まる瞬間が一番楽しいかなって私は思うんです。最初の『どうなるかな?』『相手は自分のことどう思ってるんだろう?』っていう時が恋愛の中で一番楽しいかなって思うので、恋愛にその気同士だと、その部分を飛ばしちゃう感じがあって。アプリとか、誰かの紹介もいいけど、『友達を連れてきた!』から始まるような出会いが理想ですね。最初を楽しみたいので。ふふふ(笑)」

【プロフィール】


堀田茜(ほった あかね)
1992年10月26日生まれ。東京都出身。さそり座。B型。主な出演作は、映画「不能犯」「ダウト~噓つきオトコは誰?~」「アパレル・デザイナー」、ドラマ「家政夫のミタゾノ」「重要参考人探偵」(ともにテレビ朝日系)、「トドメの接吻」「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(ともに日本テレビ系)など。雑誌「CanCam」(小学館)の専属モデルとしても活躍中。5月15日スタートのドラマ「異世界居酒屋『のぶ』」(WOWOWプライム)に出演。

瀧本美織(たきもと みおり)
1991年10月16日生まれ。鳥取県出身。てんびん座。O型。主な出演作は、映画「貞子3D2」、NHK連続テレビ小説「てっぱん」、ドラマ「美男ですね」(TBS系)、「ハングリー!」「GTO」「仮面同窓会」(ともにフジテレビ系)、「刑事ゼロ」(テレビ朝日系)など。映画「風立ちぬ」「天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~」では声優としても活躍。5月29日、映画「HOKUSAI」が公開予定。

筧美和子(かけい みわこ)
1994年3月6日生まれ。東京都出身。うお座。AB型。主な出演作は、映画「闇金ウシジマくん Part3」「犬猿」「スマホを落としただけなのに」、NHK連続テレビ小説「まれ」、ドラマ「ゆうべはお楽しみでしたね」(TBSほか)、「あなたの番です」(日本テレビ系)、「ペンション・恋は桃色」(フジテレビほか)、「鈍色の箱の中で」(テレビ朝日ほか)など。4月2日スタートのドラマ「ギルティ~この恋は罪ですか?~」(日本テレビ系)に出演。

Niki/丹羽仁希(にき/にわ にき)
1996年10月15日生まれ。兵庫県出身。てんびん座。A型。14年、オーデイション「TOKYO GIRLS AUDITION 2014 AUTUMN/WINTER」でグランプリを受賞し、デビュー。16年より「TERRACE HOUSE ALOHA STATE」(Netflix・フジテレビほか)に出演し、話題に。雑誌「JJ」(光文社)、「with」(講談社)、「steady.」(宝島社)、「JELLY」(文友舎)のレギュラーモデルとしても活躍中。

【番組情報】


ドラマ特区「ピーナッツバターサンドウィッチ」
MBS 4月2日スタート 木曜 深夜0:59~1:29
tvk 4月2日スタート 木曜 午後11:00~11:30
チバテレ 4月3日スタート 金曜 深夜0:00~0:30
テレ玉 4月8日スタート 水曜 深夜0:00~0:30
※放送時間は変更の場合あり
※ほか、とちテレ、群馬テレビ、大分放送など各局で放送予定。
https://www.mbs.jp/pbs_drama/

<配信情報>
・TVer、MBS動画イズム、GYAO!にて見逃し配信
・ビデオパス、auスマートパスプレミアム、J:COMオンデマンド、milplusにて見放題独占配信

取材・文・撮影/宮下毬菜(TBS・MBS担当)
スタイリング/黒田匡彦、西村衣純 メーク/梅原さとこ

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