人権の窓

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■部落解放智頭町研究集会が開催されました!
第47回部落解放智頭町研究集会が「人権意識を高め、差別禁止法及び人権侵害救済法の制定をめざそう」のテーマの下、総合センターで2月23日(日)に開催されました。
当日は、「部落差別意識の現状と啓発の課題」と題して、一般社団法人部落解放・人権研究所事務局長の棚田洋平さんに講演をいただきました。
同和地区に対するイメージと現実から講演は始まりました。

イメージ:もう部落差別はない
現実:現在も存在している!

イメージ:差別はいずれ自然になくなる
現実:同和地区に対する誤った情報を身近な人やインターネットで知ることが多い!

イメージ:同和地区は優遇されている
現実:差別解消のための対策改善

イメージ:差別意識は若い世代ではほとんどないので大丈夫
現実:各種意識調査によると、結婚、土地等の差別意識あり!また、インターネット上でも差別情報が多い

そして、今までの歴史や取組みから、環境改善等の成果は大きいが、同和地区に対する忌避意識やねたみ意識、また、部落問題に対する無理解や無関心等の心理的な差別意識は根強く残っているとのことでした。
また、「人権問題に関する府民意識調査」等の結果から身近な人からマイナスイメージで部落問題と出会っている若い世代が多いことや現代のインターネット上による差別の拡散の状況についての危機感も話されました。
今は企業もSDGs(持続可能な開発目標)による人権問題に取り組む重要性が言われています。行政も学校も、「部落差別解消推進法」の具体化が求められています。
今後は、今日までの歴史的経過を踏まえ、差別解消にむけた取組みを各地、各現場、各立場でしていきましょうと話されました。
その後は、3つの分散会で「棚田洋平さんの講演から」をテーマに討議がされました。講演の感想から、本町での学校教育について、またインターネット上の差別について等の活発な意見が出されました。そして、本町での小地域推進集団学習会の悩みや要望も出し合い、大変有意義な会となりました。
参加された皆さん、ありがとうございました。