滋賀県の主婦が防災絵本「たいせつなもの」で伝えたいこと

2020年3月 滋賀県

©有限会社ウエスト

滋賀県に住む江藤沙織さんは仲間と一緒に防災絵本を作りました。

江藤さんは「防災とは、特別なことではなく、平穏な日常を守ること」と話します。

「自分の大切なものが何かを知り、それを守るために行動することから防災が始まると考え、わたしの大切なものって何だろう?と考えるきっかけをつくりたい

と、

防災絵本「たいせつなもの」を作りました。

「自治会に加入していない新しいマンションに住み、知り合いもいないなか、

大切なものを守るために何があれば安心なのかな?」と考えた江藤さんは、

「もしものときに頼りになる人間関係をつくる」ことだと気づきます。

2015年に「南草津マンション防災委員会」を立ち上げ、

同じ思いを持つママと一緒にイベントを開催しました。

江藤さんは「イベントでは、一過性で終わってしまう。もっと持続できる方法がいい」と考え、

助け合いを意識したLINEグループをつくりました。

コンセプトは「助けてほしいときに助けてと言える」こと。

LINEグループでは「100センチの服を譲ってください」

「○○幼稚園の制服をください」など、欲しいものを発信します。

「助けて」と、「ここまでなら助けられるよ」という練習にもなるそうです。

江藤さんの思いに賛同したママは240人。

LINEグループを通していざというときに助け合える関係を築いています。

江藤さんは「あなたの大切なものは何ですか?そこから防災を始めてみませんか?」と呼び掛けます。